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栃木レザーへのこだわり

使い込むほど味がでる革製品。
当店でも革の手帳型iPhoneケースを販売しています。
とくに当店の商品は日本で最高の革を製造する栃木レザーの革を使用しています。
でも、栃木レザーってなんとなく革のブランドらしいけど、よく知らないという方もいらしゃるのではないでしょうか。
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そもそも「皮」と「革」のちがいは

単純に言ってしまうと最初、動物からとったものが「皮」で、加工して製品を作れるようにしたものを「革」といいます。
 
もともと単純に動物の皮は、そのままにしておくと腐ってきますし、どんどんと固くなってきます。
それを防ぐために樹液や金属系の薬品に漬け込みます。この加工を「鞣し(なめし)」と言って、各革メーカーさんで独自の方法があります。
ちなみに革を製造する仕事のことをタンナーと読んでいます。
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栃木レザーの生み出す会社

栃木レザーは名前のとおり栃木に本社のある革メーカーで1937年に創業をしました。
手間が掛かる昔ながらの鞣し行程を守っています。
また自然の樹脂から取れた素材で鞣しているのも特徴です。
 

栃木レザーの製造方法

栃木レザーはタンニン鞣しをという方法で製造しています。
タンニン鞣しは植物に含まれるタンニンを利用した鞣し方法ですが、その方法にもドラム製法とピット製法の2種類があります。
あれ、ドラム製法って洗濯機みたいと思った方は正解です。
巨大なドラム缶にに皮とタンニンを入れてぐるぐる回してタンニンを皮に浸透させます。
まさにドラム式洗濯機と同じです。
 
これに対してピット製法は巨大にな水槽にタンニン溶剤を入れて、そこに皮を漬け込んでいくのですが、濃度の薄い溶液から濃い溶液に少しずつ入れていくという手間が掛かる方法です。
 
ドラム製法は比較的大量に短い時間で鞣しができるのに対して、ピット製法は自然に浸透させるため時間はかかりますが、皮に負担がかかず、タンニンがしっかり浸透するので堅牢な革になります。
 
ピット製法は国内は現在、国内ではほとんど行われていませんが、栃木レザーはピット製法にこだわり製造しています。
 

栃木レザーと姫路レザー

栃木レザーは日本で最高の革を製造するメーカーと書きましたが、革製品が好きな人はもう一つ姫路レザーも知っておられるのではないでしょうか。
大きな2つの違いは金属系の薬品(クロム)を使っているかいないかです。
姫路レザーはタンニン鞣しとクロム鞣しの両方を使います。
栃木レザーはタンニン鞣しです。
どちらが良いというのではなく、栃木レザーは使うほどに味わいがでる、姫路レザーはあまり変化がないので元の色が保てるというのが特徴です。
 

まとめ

最近では革製品もピンからキリまでありますが、元の素材にもこだわって使うものは選びたいですね。
そうやって選ぶとより愛着も湧きます。とくに栃木レザーは使うことによって、より味わいが出る革です。
お店でもデザインだけではなく、そんなところも注目をしてみて、自分の使うものを選んでみてはどうですか。
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